【♪♪♪Note♪♪♪】・土曜、日曜に降り積もった雪の中、朝から何度も交通機関の確認をして自宅を出発。
どうしてこんな日に、どうしてこんな目に…と恨み言をつぶやきつつ東京に向かいました。
でも、もっと過酷な状況の方もいらっしゃいましたよね?
少し遅れただけで、開演に十分間に合うよう到着できた私は、強運の持ち主だと思わねばなりません。・山手線と常磐線を乗り継いで、北千住に到着。
お友達が、わざわざ改札口まで迎えに来てくださったのです、ありがたい事ですm(__)m
さすがに都内はどこに行っても都内だわ…という、わけのわからないお喋りをしている間に会場に着きました。・10階のロビー(?)にあったモニタを、お友達がサクサクと操作してくださると、
『動物園物語』のインフォメーション映像が出てきました。
記者会見の映像を動画で観る事ができるのは、今の所ココだけでしょうか?
音声が無いのが、とっても残念だったわ。・入場すると、お花が沢山ありました。
向かって左側がHIRO関係、右側が段治郎さん関係になっていたようでした。
大ちゃんのお花は、人が群がっているので、すぐにわかります(笑)
城咲仁さんや、安寿ミラさんのお花も確認して、パンフレット(¥1,000)を購入。
お花を観ている時、すぐ近くに、よくテレビでお顔を拝見させていただく、
館長の市川森一さんがいらっしゃったりして、ドキドキ(^o^;)
なんだかもう別世界だわ〜〜(←雪深い所からやってきた地方人)・何に驚いたって…ステージセット…です。
ん〜、正確ではないわ…客席も含めたセットです。
ステージの上に日曜日のセントラルパークがありました。
観客の私達もセントラルパークにいるのです。
生い茂る木々、木漏れ日、かすかに聞こえる鳥の声…それらを私達も共有しています。実際は、木の葉ではなく、七夕飾りのようなもの(??)で表現してあるのに、
すぐにそう思えるのが不思議でした。
客席でぐるりと囲んである空間にはベンチが1つ。
この初日は、正面のお席でしたので、ベンチを後から観る事になります。
(ベンチに座られるのが、段治郎さんでありますよーに(祈))←コラコラ〜〜!
とんでもなく失礼な観客で、すいませんm(__)m・4列目の椅子からはクッションがいいわ…とか、床が硬いので、靴の音に気をつけなきゃとか、
鳥の声を聞きながら木を観ていると、USJのE.Tのアトラクションを思い出すわ…とか(笑)HIROが台詞を忘れて真っ白になったらどうしよう…という、
余計な心配をしてしまうのを誤魔化すためにお喋りを続けていた私達(^_^;)客席を見渡せば、青井陽治さん、朝倉摂さんのお姿も目に飛び込んできます。
毎度の事ですが、どうして、私まで緊張しちゃうんだろう…(笑)・前触れなく段治郎さんが登場され、パイプに火をつけてベンチに座られます。
『BONSAI』と書かれた洋書を開き、くつろがれる段治郎さん。
かすかに聴こえてくる鳥のさえずり、子供達の遊んでいるような声の中、
ゆっくり、のんびりしたその動作に、日曜の昼下がりが表現されているようです。
段治郎さんが登場された時、拍手が起こったんですが、
きっとこれは、段治郎さんのファンの方々のリードだったんでしょうね。どんな段取りでHIROが出てくるんだろうとキョロキョロしていると、
「間もなく開演」のアナウンス!?あ…そーゆー段取り??(笑)・飛行機が飛んでいる音が聞こえ、つい上を見てしまった自分にウケていたら、
客席の通路から台詞を言いながらHIROが登場。
うわぁ〜〜〜、ヘッドセットのマイクが無い〜〜〜〜
この瞬間から私達は耳をダンボにする盗み聞き集団と化したのです!・社交辞令から、愛想良く相づちをうつピーターと、一生懸命話し掛けるジェリー。
奥さんと二人のお嬢さんと暮し、猫、オウム2匹…テレビも2台。
どちらかと言えば上流階級の、穏やかな生活を送っているだろうピーター。
迷惑そうな表情を浮かべても、人当たりの良さが拒絶まではさせないんですね。・「時として、わざわざ遠回りしなけらばならない、短い距離を正しく戻るために」
というジェリーの言葉がやけに引っ掛かります。
私なりにわかるような、でも正しく受け止める事ができていないかもしれません。
まるで責めているような、立続けのピーターへの質問は、
再短距離に自分を正しく理解してもらう為の回り道だったんでしょうか…
知って欲しい、わかって欲しい、理解して欲しい…愛して欲しい…ジェリーの心の叫びが伝わってきます。たまに見える段治郎さんの横顔に、品のある方だわ…なんて思いながら、
ずっと話し続けるHIROに安心したり心配したり(笑)滔々と話し続けるHIROを観ていたら、『レインマン』のレイモンドを思い出しました。
(お友達は『古畑任三郎』を思い浮かべたそうですが…)
手の動きが、私にそう思わせたのかしら…自分でもわからないけれど…
自分の世界が小さくなってしまった、どこか病んでいる人が表現されているように思えたわ。・くすぐりっこをしたり、ものすごく顔を近付けて話すシーンがあったりして、
これはお互いに顔が浮かんでくるのも当然だわと思ってみたり(笑)
HIROがナイフを取り出した瞬間に、もう終わってしまうの?と思ったり…
ナイフが刺さったままのジェリーを、
ベンチに残して走り去ったピーターの叫び声が聴こえた時は胸が詰まりました。
ジェリーに会ってしまったピーターの不幸が伝わってきたのかもしれません。
・台詞間違いが無かったのかどうかはわかりませんが(笑)
とりあえずHIROが棒立ちになってしまう事なく、無事に終わり、舞台が真っ暗になった瞬間に、
全身に入り過ぎていた私の力も抜けて、安心感に包まれました。
ご挨拶をする二人も良い笑顔でしたわ\(^o^)/・最初、1時間のお芝居という事で、短いと思いましたが、
なんのなんの、十分な長さです。十分疲れました(笑)
掘り下げて考えると、どこまでも掘り下げる事が出来てしまいそうなお話しです。
HIROの顔から流れる汗が印象的だったわ…そして今回も、開演前にパンフレットを読んでおかなかった事を後悔。
学習という言葉が無いわ、私…
次に観劇する時には、もっと違う感想や印象を受けるのでしょう。
とても楽しみです。・出口で『カスパー』や『ハムレット』のチラシを余分にいただいて会場を出ました。
座間のライヴの翌日には、またここへ戻ってくるわ〜〜(笑)
【♪♪♪Note♪♪♪】・本編の方は、初日に比べると、少しカムところもあったけれど、
朝倉さん曰く「今日の方がメリハリがあった」そうで、無事に終了。・『動物園物語』終了後、トークショーがありました。
10分の休憩の間に、ジェリーから貴水博之へ変身。
カッコ良く、黒のシャツ、黒のスーツ、黒の靴で登場(*^^*)
・舞台美術の朝倉摂さんと、朝倉さんのお友達の写真家の稲越功一さん、
そしてHIROの3人でのトークショーになりました。
稲越さん、お名前を呼ばれて驚いていらっしゃったようですが、
事前に出演交渉は無かったんでしょうか(^_^;)・1番驚いたのは、朝倉さんが作られたセットで、このステージセットのおかげで、
自分の演技が80パーセントくらい良くなっているのだとHIROがヨイショッ!(笑)
朝倉さんから「ホント?」とツッコミが入っていました。HIROが1番驚いたのは、台詞の多さなんじゃないのぉ〜?(笑)
でも、あのセットは本当に素敵でしたね〜・朝倉さんから、歌だけでなく色んな事をやるのはいいんじゃないかと言っていただいたHIRO。
稲越さんからも、演じてるように見えない(←褒めてくださってます(^o^;))と言っていただけて、
ちょっと照れていた様子のHIROでしたが……HIRO、私はHIROの歌が大好きよ!
演じているHIROも好きだけれど、1番好きなのは歌っているHIROだから!そこ忘れないでね!・トークショーは全体に朝倉さんが中心となって進められ、HIROは話しを振られて答える…という感じ。
マイクを口に持っていき、そして何も言わず離す…という動作を何回か繰り返し、
そのたびにファンに笑われちゃう、いつものHIRO(*^^*)
あの渾身の舞台の後だと、HIROは虚ろなんじゃないかと思っておりましたが、
ビシッとキメて、笑いも取り、大先輩にも気を遣い(笑)、よく頑張りました〜(様子を教えてくださったお友達に感謝いたしますm(__)m)
【♪♪♪Note♪♪♪】・入場口の前にある飲食のコーナー『ピガール』さんのカウンターの上に、
段治郎さんとHIROのサイン色紙が飾ってあるのを発見。
マチネの時には、後ろの棚に、飾ってあったそうですが、
お店の方のお気遣いで、きっと前に出してくださったんでしょうね、
どうもありがとうございましたm(__)m段治郎さんは1月「吉日」と書いていらっしゃいましたが、
HIROは1月17日の日付入り(笑)
記念に色紙のお写真を撮らせていただきました(*^^*)・出演者に贈られたお花達は、日にち経過と共に、名前のボードだけにされていましたが、
ファンへの配慮(ですよねぇ?)で、大ちゃんのお花だけは、
ドライフラワー状態になりながらも展示されていました。
後1日よ!よく頑張っているわ!!<お花を褒めてみる(笑)・初日とは違い、真ん中ブロックから考えると1ブロック下手(?)での観劇でした。
ここからだと段治郎さんの横顔もかなり拝見できるはず。
でも硬い椅子に当たってしまいました(^_^;)
コートを敷いて座ろうか…でも、後ろの方に迷惑かしらん…
色々考えましたが、きっと1時間はあっと言う間…という事で我慢、我慢(笑)・御一緒させていただくお友達のうちお二人が、この日初めての観劇だったので、
喋りたくて仕方が無い自分を押さえに押さえて(笑)開演を待ちました。そういえば…理由はわかりませんが、ズラっと空いているお席がありましたけど?
どなたかの関係者用のお席だったんでしょうか…
他がいっぱいだったので、ちょっと異様に感じました。・段治郎さんの登場で、私の背筋がピッと伸びます(笑)
薄いジャケットとパンツ、パイプをくゆらせて、
木漏れ日を眩しそうに見上げ、目を細めるお姿が素敵!飛行機の音が聴こえたら、HIROの登場です。
段治郎さんから、ゆっくりと視線を動かして私もスタンバイ(*^^*)ん??HIRO?初日はそのお髭無かったでしょ?あった??
うっすらとジェリーの顎にあるお髭は、HIROの案でしょうか。・HIROが黒いタンクトップの上に羽織っている、チェックのシャツの生地が厚そうで、
袖はロールアップしてあるものの、客席でも暑いと思うくらいの気温なので、
初日よりも、もっと沢山の汗が滴っているように思いました。
この胸元が広めに開いたタンクトップ、ナイスでしたね〜(*^^*)ォィォィ
リングを通したネックレスをしていたのですが、これ、リングだったのには、深い理由があったのかしら?
台詞の中にヒントがあるかしらと思いましたが、気付く事はできませんでしたわ。・暗転で拍手が起こったのには、ちょっと驚きました。
HIROのシャツに付いた血糊は落ちるかしら?
段治郎さんの膝の芝生の色は落ちるかしら?
余計な心配もしてみます(笑)・ほとんどジェリーがピーターに話し掛けてばかりいる舞台とはいえ、
前回はピーターの表情がほとんどわかりませんでしたから、
少しでも二人の表情が観れると、内容に入っていきやすいですね。それに、ラストのシーンは、ベンチの背側からではわからない事が沢山!
台詞も真後ろで聴いていたのでは、やはり聴き取りづらい部分がありますから…・沢山の新しい発見をして、この公演を観終わりました。
幸い千秋楽のお席は、また違った方向から観る事ができます。
きっと、色々な角度から観て、初めて感想を言えるのかもしれません…
何度も胸が苦しくなったジェリーの台詞。
そのどこに私は共感したんだろう…きっとそんな事もいつか言葉に出来るはずです。後1回しかない最後の『動物園物語』をHIROが楽しんで演じられますように!
そんな気持ちで会場を後にしました。・○I○Iからお食事の為移動する途中、お外のエスカレーターの前に、
『動物園物語』と『HAMLET』のポスターが2枚並べて貼ってありました。
この組み合わせ、やっぱり私的には美味しい!残しておくべき!?という事で、
屋外だと言うのに、恥ずかしながら携帯を取り出してカシャッ(*^^*)キャッキャッ
【♪♪♪Note♪♪♪】・とうとう千秋楽です。
階段状に作ってある客席の端にも、ひっそりと芝生やお花があった事に最終日に気付く私(←遅いっ!!)
確かに、客席の私達もセントラルパークに足を踏み入れていました。・今回のお席は真ん中のブロックから1つ上手側のブロック。
お席につくと、ベンチの座る側が見えるではありませんか!(笑)
おぉ〜!やった〜〜!?
歪んでいるベンチ、色褪せていて、きっと長い事セントラルパークのソコに置かれているベンチ。
この日ご覧になる皆さんは全員、最後の目撃者。私もその中のひとり。・開演間際には、遅れて来られる方々がすんなり着席できるよう、
各々のブロックごとに、空いている席を中央に詰めるよう指示がありました。
通路に椅子がいくつか足され、千秋楽は、とてもお客様が多いのだと言う事が伺い知れました。・静かに出てこられた段治郎さんに拍手をして、その時を待ちます。
木漏れ日を楽しみ、パイプをくゆらせ、盆栽の本を広げてはいるものの、
欠伸をしたり目を擦ったり、眠気に誘われるくらい穏やかな昼下がりを過ごしているピーター。「動物園に行ってきました………すいません、動物園に行ってきたんですが。」
突然話し掛けてきた男性に、戸惑う表情は浮かべても、
愛想笑いにならないように気をつけながら、人当たりの良い笑顔で対応できるピーター。
段治郎さんの表情を観る事ができると、ピーターの人格までハッキリと伝わってきます。穏やかな時間に現れた無礼な侵入者に困惑し、少し警戒し、
それでも会話を続けるピーターと、思い付くまま質問を浴びせるジェリー。
時として小さな棘を含む会話…それは、知らず知らず各々の生活レベルを表しているようです。・つっかかるように、まくしたてるように、何かにせき立てられているように、
ピーターだけに向かって、滔々と自分の事を話すジェリー。
住んでいる所、持っているもの、両親の事、おいたち…
相応しい相づちさえ探せず、ただジェリーの話しに聞き入るピーター。・名前を聞かれて答えるピーターは、当然のようにマナーとして握手を求めますが、
ジェリーは握手に応じない…そんなシーンがある事も、この時初めて知りました。・ピーターの言葉から、段治郎さんの表情から、色々なものが見えてきます。
ちょっとした虚栄心、根底にある自尊心、隠した威嚇、苛立ち…
でも、ジェリーとの会話を楽しんでいる様子もちゃんとわかります。
嫌ではない…興味が無いわけではない…でも…
できるものならこの場から立ち去りたい…このやっかいな男から離れたい…・「行かないで」小さく可愛く懇願するジェリーは、「嫌ならいい、引き止めていない」と言いながら、
本やパイプを人質(?)に、ベンチからピーターを立たせません。
急に可愛くなるんだものHIROったらぁ〜〜(いや彼はジェリーです(^_^;))ピーターの太股に手をかけて、詰め寄るように話し続けるジェリー。
それを手で払うような仕種をするピーター。
でも、私の席からは、太股にポタポタ落ちるHIROの汗を、
段治郎さんが払っているように観えて、思わず笑ってしまいました。
そんなシーンも、この時初めて知ったのです。
やっぱりベンチの背側からだけでは、観れないシーンが多すぎるわ。・管理人の女性が飼っているの黒い犬殺害未遂のてん末(ジェリーと犬の物語り)を話すジェリー。
アパートの玄関で、いつもジェリーの帰りを待って襲い掛かってくる犬。
どうやらジェリーだけに襲い掛かってくる犬。
自分に敵意を持っていると思われる犬…哀れな獣。ハンバーガーと猫いらずをこね合わせ、その犬に食べさせて殺害する…という計画を実行したジェリー。
でもジェリーは言います「本心は犬に生きていて欲しかった」と。ジェリーは犬を愛していたし、犬にも愛して欲しかった、犬に自分を理解して欲しかった。
犬を愛そうとしたけれど上手くいかず、殺そうとしたのも上手くいかなかった。
極端な選択しか出来ないジェリー。
殺害未遂後は、お互いに無関心を装おう…愛さない、傷つけない…
それがジェリーと犬の理解の形。コンタクトの結果…・ピーターは「わからない」と言います、「これ以上聞きたくない」と言います。
「わかってもらえるはずなかった」と言うジェリーだけれど、それでも、
帰る素振りを見せるピーターを立ち上がらせません、離しません。
「いいじゃないか…」と繰り返しながら、ベンチにピーターを押さえ付け、
ジャケットの中に手を入れてくすぐりだすジェリー。
あまりに重く激しいジェリーの殺害未遂のてん末の後に響く、ピーターの無邪気な笑い声。「動物園の話し、聞きたくない?」
ピーターの隣に腰をおろして、まず、何故動物園に行ったのかを話し始めます。
人間と動物が、動物と動物がどのように共存しているのかを知りたかったと。
でも鉄格子で分けられていた…それが動物園。途中から突然暴言をはき、「このベンチが欲しい、あっちへ行け」と言い出すジェリー。
つとめて冷静に、諭すように反論するピーターですが、
子供のようなジェリーの暴言に、つい大声をあげてしまいます。ベンチの上で背中合わせに押し合い、ジェリーは楽しんでいます。
口笛を吹きながら嬉しそうな表情です。
それは…ピーターが本心で応えてくれているからでしょうか?
ビックリするほど本気で押し合う二人の姿も、この回で初めて観る事ができました。愛してもらえないなら、忘れられてしまうくらいなら、せめて憎み続けて欲しい…
何かの歌詞だったか、それとも映画や小説の台詞だったのか覚えていませんが、
ふいにこの言葉を思い出しました。
愛される対象になれないなら、理解される対象になれないなら、
怒りをぶつける相手としてでもいいから、自分を選んで欲しい…「僕のベンチだ!君には必要ない」と言い張るピーターに、
ベンチを守るために戦えとナイフを出し、ピーターの足元に投げるジェリー。
火に油を注ぐように罵倒し続けるジェリー。
「哀れな植物野郎!女房に男の子を孕ませる事も出来ないくせに!」
この一言でピーターはナイフを手にしてしまいます。「それでいい」と短く言って、ピーターがかまえたナイフに体当たりするジェリーは、
自ら深く刺されて叫び声をあげ、ベンチに倒れ込みます。
逃げるように芝生に倒れ込むピーター。
ベンチの上で荒く呼吸をし、泣きながら「ありがとう」と言うジェリーきっと他の方法や手段はあるはずだけれど、極端な選択肢しか持てないジェリーには、
ピーターが手にしたナイフで人生を終わる事だけが、望みだったのかもしれません。「逃げられるんじゃないかと…置いていかれるんじゃないかと思うと…怖かった…
好きだよピーター…」幼い頃から、望んだ人間関係を得られなかったジェリーが、
その最期だけは、自分の望み通りでありたいと渇望した結果があの行為だと考えたなら、
“ピーターのベンチ”で息を引き取るジェリーは、その瞬間、
とても安堵し、幸せな気持ちで逝ったのではないでしょうか。
せつなく哀しいけれど、望みが叶って良かったと思ってあげたい。加害者と被害者ではなく、共犯者。
「神様…」というのがジェリーの最後の言葉になりました。・カーテンコールはほぼ最初からスタンディングオベーションでした。
ご挨拶をした後、とっても良い笑顔でハグしていた二人(*^^*)
段治郎さんの方が身長がおありだからかしら?
何だか見慣れない(?)光景で、HIROが可愛かったの〜!その後、段治郎さんに促されて、青井 陽治さんも客席から降りてご挨拶されました。
でも青井さんは、いつものように、すぐに客席に戻られてしまいました。
実は…客席に戻られる時に、青井さんが投げKissをされたのですが、
私には、その先が“HIRO”に思えちゃったんですぅ(爆笑)
いやいや、この場合は、“ふたり”を讃えてだろう…と考え直したんですけど、
後になって、お友達達も、み〜んな「HIROにだったよね〜」と…(^o^;)
これは?そういう事でファイナルアンサーでしょうか?青井さん!?そして、この日ばかりは千秋楽ですし、最後には私もHIROコールをしてしまいましたわ(*^^*)
興奮覚めやらぬ中、私達の最初の会話が、
「段治郎さん可愛い〜!」「笑顔が素敵!」…ってオイオイ(^o^;)
これだから舞台ってコワイのよ〜(笑)
もちろん、その後のHIRO絶賛大会は、つつがない私達です\(^o^)/
・もうこのセットともお別れ…という事で、
せっかくですものね、最後に、芝生の上を歩いて横切らせていただきました(^^*)
思ってもいなかった柔らかさに、改めてビックリ。
HIROがたまに、よろけていたのも納得しましたわ(笑)・セントラルパークの出口(余韻が…(^o^;))で、青井 陽治さんが女性と話していらっしゃったのですが、
私からは後ろ姿しか見えなかったので、そのまま通り過ぎたのです。
でも、お友達に「石野真子さんじゃありませんでした?」と教えていただきました。
地方に住んでおりますと、こういった“芸能人と遭遇”なんて、絶対ありえないですから(笑)
会場から出る所でもう1度遭遇でき、お顔を拝見する機会に恵まれた事は、ラッキーでございました。
テレビでは、可愛らしい方という印象を持っていたのですが、とても綺麗な方でしたわ!・千秋楽の余韻をお友達と楽しむ時間もなく、急いで帰路につかなければならなかった事が残念でしたが、
どなたとも「次はaccessで!」とお別れをして、電車に乗りました。
次はaccessよ!もうすぐにも始まるわっ!!(*^^*)
そーです!こんなマトモな事ばかり思いながら観ていられたわけじゃないんです〜!?
だって…だって…私は私なんだものぉ〜〜〜
と言う事で、書いちゃう…私は大バカヤロウです、放っておいてください(笑)♪HIROの後ろ姿を観て、まっ先に思ったのが、「痩せた…?」でした。
お尻がちっちゃい〜
胸元も、筋肉と言うよりも、それはあばら骨が浮いているんじゃないの??
頬もゲッソリしているし…大丈夫なの?HIRO〜〜〜ぉ!たいていの場合、一緒にいるのが大ちゃんなので、思わないんだけど、
HIROより大きな段治郎さんと御一緒だと、HIROが可愛い可愛い(*^^*)♪「チガウヨ!」という台詞が、何故かカイヤさん風の発音になってしまうHIRO。
ここでも私は大ちゃんを思い浮かべるんですねぇ(笑)♪ピーターが飼っているペットを予想して「犬2匹」と言った後、
「残念だな」という台詞でもニヤケる事ができます〜
オウムを飼っていると聞いた後の「鳥かぁ」という台詞でも笑えます、きっと私は病んでいます(笑)♪ガルゥゥと吠える犬の真似が迫真の演技なので、
やっぱり…犬、苦手でしょ?とツッコミたくなります(^_^;)♪ついでに「フロイト」という単語だけでも、私はニヤケル事ができちゃいます(^o^;)
♪「大好きなパパ」とか「大好きなママ」という台詞が、
どーしてだか「だいすけなパパ」や「だいすけなママ」に聴こえてしまうのは、もう病気でしかありません(笑)♪ピーターの太股に手を乗せるシーンも、けっこうキちゃいましたよ(*^^*)
それに、くすぐる時の「いいじゃないか」という台詞のリピートは、
ファンサービス以外のナニモノでしょう(笑)
ご馳走様でございますm(__)m♪ピーターの横に座り、身体で押しながら「詰めて」と繰り返し、
どんどんピーターをベンチの角に追いやる時には、
はい!はい!はいはいはい!!(笑)レギュラーさんを思い出しちゃいました〜〜
何か、松本さんが西川さんに、そんなような事を言うギャクがありましたよねぇ?(^o^;)♪刺されて呻くシーンも良かったですよねぇ、あんな声、他では聴けないですから(*^^*)
大ちゃんにサンプリングしてもらって是非曲に……ならないだろ!普通…♪「植物野郎」と言われるのは、男性には屈辱的な事なんでしょうね。
刺された後、息も絶え絶えに「あんたは植物じゃなくて動物だ」と伝えて訂正するぐらいなのだから。
しか〜し、ここでも思い出してしまいました!
某おにー様方は、その昔、タモリさんに植物的だって言われていた記憶があるんですけど〜〜(笑)♪台詞ですからね、いちいち引っ掛かっていてもナンですが、
普段聴けない単語が沢山あって、それらを耳にできた事も貴重だったわね。♪初日には気付かなかったHIROのお髭。
ずっと伸ばして、あの状態なのかしら…薄いのね〜という話しをお友達としていた時、
ポロッと「大ちゃんだったら…」と言いかけて大反省(爆笑)
その話はNGです(^_^;)楽しい舞台だったと、言い表せないあたりが微妙ですけれど、
HIROが出演してくれたおかげで、この作品に巡り合えた事を幸せに思います。
HIROをキャスティングしてくださった青井さんや、
御一緒くださった段治郎さん、関わられた全ての方に、心から感謝したいと思います。
ありがとうございました、素敵な舞台でしたm(__)m