貴水博之
舞台『銀河英雄伝説 第四章 後篇 激突』


2014/03/01(土)♪17:00〜♪青山劇場
2014/03/02(日)♪11:30〜
青山劇場
2014/03/02(日)♪16:30〜青山劇場
♪♪memory♪♪

★まずは、千秋楽のチケットを取ってくださったお友達に、心から感謝を!どうもありがとうございましたm(__)m

3/1は着席してコートを脱いでいると、開演前に、ロビー両脇の通路奥で、口上が行われると告知がありました。
 噂で、福田裕也さんがHIROオベ様の物まねをされるらしいと知っていたので、
 徳江みさほさん&福田さんがされる口上へ急いで観に行ちゃった(*^^*)
 おそろしくザックリした粗筋(というモノでもないけど…何でしょ?)で、銀河英雄伝説の対立関係を説明されていました。
 福田さん、「好きでやってるだけ」とかおっしゃっていましたが、HIROオベの物まね、似てましたよ〜
 ただ、需要をわかっていらっしゃるせいか、ちょっと「御意」乱発気味(笑)
 口上が終わって、ダンスコーナーへ誘導した後も、ずーーっと「御意」「御意」って聞こえていました(^o^)

 ダンスのコーナーも観ていたのですが、結構開演ぎりぎりまでやっているんですよね…
 私、通称「ごめんなさいごめんなさい席(通路側ではない席)」だったので、
 最後まで観ないで、お席に戻りました。もっと余裕があれば、最後まで観たかったわ。残念!!

ストーリーはDVDが発売されてから確認していただくとして(どーゆーサボリ方?(^_^;) )
 まずセットにビックリ。大階段とトラスがバーン!!!おまけに、それが回転しちゃうんだもの。
 回転している間もお芝居が続いている時もあって、すごく…何?…躍動感??面白い演出でした。
 でも、『第一章』の時みたいな、上下のセット移動が無くて、もったいない気もしました。
 せっかくの青山劇場だもの…

HIROは、安定のオーベルシュタイン!今回も美しく冷酷です。
 「御意」の「ン御意」も安定、「閣下」の「かっ・か」もバージョンアップ(笑)
 ラインハルトにする、腰は折るけれど頭は落とさない!というお辞儀が、とても美しくて、
 横から見ると、感動に近いものがあったわ、あれ難しいのよ。
 とにかく所作が美しい!両膝が空かないから、立ち姿が綺麗なの。おまけに立つ時はモデル立ちだし(^o^)
 肩の位置がぶれないから、横から見ても後から見ても背筋が綺麗。どうしよう、書き出すときりがない(笑)
 回を重ねるにつれ、太く長くなるアイラインも、決して嫌いじゃないし〜〜〜
 どちらかと言うと、伏し目がちな表情が多いから、遠くのお席だとあのアイラインは効果的です。

帝国軍とフェザーンのシーンは、どちらかというとシビアというか暗いじゃない?
 その反動なのか、同盟軍がわしゃわしゃしてて(笑)群衆シーンが多いから仕方がないのかもしれないけれど、
 なんか、どこを観ていていいのか、どこで誰が台詞を言っているのか、わからなくなっちゃって〜
 何が印象に残っているって、空港のシーンでは…腰痛ベルト(笑)
 ヤンが良い事を言うシーンなのに、ソコか?みたいな(^o^;)

ロイエンタール隊とシェーンコップ隊が戦うシーンは迫力でした。
 大階段で亡くなる役をされていた男性(お名前がわからなくてごめんなさい)、
 頭を下にして階段に引っかかっているような体制で、ずーっと動かないでいるのは、とても大変だと思うのですが、
 それだけじゃなくて、ずっと目を開けて死んでいる(←何か表現がヘン?)の!!これすごい!
 目の前で沢山の人が動き回ってどたばたしているのに!武器が目に前に落ちたりしているのに!すごい〜〜〜
 その事に気づいた時、感動しちゃいました。お疲れさまでしたm(__)m

そういえば…どセンターのお席をいただいた回があったのですが、
 ルビンスキーとルパートのシーン、前のお席の方の頭で、舞台真ん中が見えないものだから、
 ルパートの独り言だと思っていたら、急にルビンスキーが椅子から立ち上がって驚いたりとか(笑)
 センターで行われたお芝居、案外見逃しちゃったシーンも多かったように思います。
 他の回で、サイドのお席からとか、2階からとか、色々な所から観る事ができて良かったわ!!

Wキャストだったユリアンは、お二人ともの回を観る事ができて良かったです。
 細かな所で個性が出ていましたよね。お二人とも若くて可愛かった(^^*)

最終章だからというわけではないでしょうが、ラインハルトとヒルダ、ラインハルトとキルヒアイス、
 ミッターマイヤーとロイエンタール、ヤンとフレデリカ、ポプランとコーネフ、
 ルビンスキーとルパート、メルカッツとシュナイダー、まだあった気もするけれど、
 こう、個人と個人の結びつきとか、愛情や友情とか、信頼とか、そういったものを表現するのに、時間がなさすぎる気がしました。
 でね、オベ様ですよ。
 決してラインハルトに好かれてはいないけれど、オベ様はラインハルトに信頼されているんだというシーンが、1カ所くらい欲しかったかな…

 でもって、オベ様 VS ヒルダに、オベ様 VS エミール。(この2人はversusなの)
 ラインハルトの為に近くに置いてあげても良いかな?でも影響力を持つのはよろしくない!みたいなオベ様(笑)
 オベ様は、戦いの場でもプライベートでも、ラインハルトを1番心配しているのよね、
 実は忠誠心の塊なのよ、オベ様自身のためでもあるけれど。

最後カーテンコールは、おなじみ『Serching for the light』。
 今までと何が違うって、やっぱりこのシーン。
 いきなり和気あいあい?HIROからオベ様が抜けるの早い。抜けきってはいないのだけれど、HIROだぁ〜〜って感じ。
 河村ヤンとニカミッテンとHIROオベで、指のゲーム(ゲーム名前不明)をやり出した時には、え??状態(笑)
 お隣の間宮さんや二階堂さんとも、肩や腕をぶつけたり、肘で小突き合ったり、なんだか仲良し。
 本編の終わりが、あぁいった形だから、仲良しで良いのか…ふむ。

 そういえば途中から、皆で肩を組んで歌うのですが、HIROの横のはねゆりフレデリカさん、小柄なので、両隣の腰に手をまわします。
 HIRO、細いんで(笑)彼女の指がHIROのウエストにしっかりまわっているのが、すごく可愛かったんですよね〜
 千秋楽の時は、間宮さんも腰に手をまわしていたので、HIROだけウエストの両側に指が…(*^^*)

細いといえば、オベ様のパンツだけ形が違うと、色々な所で囁かれていましたね(^o^)
 昨年のファスティング以降も、ずっと食事制限していたから、当然サイズのお直しがあったと思いますが、
 オーベルシュタインを表す長身痩躯という言葉にふさわしく、細さを表現したのではないでしょうか。
 な〜んて思うより前に、かっこ良く直してもらったに違いない!と思ってしまったのは、私がHIROファンだからです(笑)

ちょっと残念だったのは、やっぱり千秋楽のカーテンコール。
 あれだけの時間を取るのならば、キャストひとりひとりに、一言づつでいいから、何か発言して欲しかった!
 何人かの人に、同盟軍のベレー帽を配るのなら、全員に幻のチラシを配って欲しかった(笑)
 チラシが手に入らなかったからとか、オベ様の一言がなかったからとか、
 そーゆー個人的な気持ちで……言ってますね、言ってます、はい、ごめんなさい_| ̄|○



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