貴水博之
SONG OF SOULS-慶長幻魔戦記-


2014/11/15(土)♪13:00〜KAAT神奈川芸術劇場 ホール
2014/11/15(土)♪18:00〜KAAT神奈川芸術劇場 ホール
2014/11/16(日)♪12:00〜KAAT神奈川芸術劇場 ホール
2014/11/23(日)♪19:00〜梅田芸術劇場シアター・ドラマシティ
2014/11/24(月)♪12:00〜梅田芸術劇場シアター・ドラマシティ
♪♪memory♪♪

・横浜の山下公園方面にお出かけしたのって、久しぶりだったわ。
 13時からの公演の場合、やっぱ前乗りでしょう!?という事で前日に横浜入りいたしました〜(笑)
 『スター・ウォーズ』の期間限定180度体感型プロジェクションマッピング映像を観る事が出来ると知ったので、
 横浜ランドマークタワーにあるドックヤードガーデンに整理券を取りに行きました。
 各回500人の定員なので余裕〜と思っていたら大間違いで、すぐの回には入れず(^_^;)
 待ち時間に、とてもゆっくりお食事できちゃいました(笑)
 でも、プロジェクションマッピングはすごい迫力で楽しかったですよ。

・14日は、今シーズン1番の寒さという事で、ダウンを着ていったのですが、
 15&16日は、とても良いお天気でした。
 空の色も綺麗で過ごしやすい陽気に、急遽お散歩。
 普段の自分が絶対しなさそうな事も、こういう時はするのね?!自分から進んで歩くのね?!(^_^;)
 だって、だって…横浜だもの(笑)
 丁度『刑事吉永誠一 涙の事件簿』というドラマが好きだったので、
 神奈川県警察本部とか見に行っちゃったりしてミーハー。
 所々にある歴史的建造物もチェックして歩いたし、横浜満喫。

・神奈川千秋楽をご一緒していただいたお友達が神奈川在住の方だったので、
 「KAAT神奈川芸術劇場」の「KAAT」ってどう読むんですか?なんて聞いたりして。
 「カート」だと教えていただくまで、「ケーエーエーティ」と読んでいたのよねぇ私…(笑)

舞台の方はHIROがダントツで素敵だったの!!
 ストーリーなどは、皆様3月にDVDでご覧いただくとして(おいおい?)
 舞台をご覧になった方なら必ず、摩多羅神を演じたHIROの事をそれなりに評価して下さるのではないかと思うくらいに。
 HIROファンにしてみれば、それはそれはもうオベ様くらい?いいえ、歌がある分、
 摩多羅神役の方が、HIROのハマリ役だったと思っているのではないかしら(*^^*)
 HIROについては、後で熱く語るわ(笑)

盛りだくさんのお話が盛り込まれていましたが、1つにまとまった内容になっていて、
 出演者の皆様、と〜っても見応えのある演技をされていたし、
 もう、観ていて本当に本当に……疲れた(入り込み過ぎちゃったのよ(笑))
 最初に登場される猿若勘三郎(東山光明さん)の一言目から、ぐんぐん引き込まれました。
 でも、どうしてあのメイクなのかしら彼?もったいない!!すごくカッコいいのに〜〜

 15日の2公演は結構舞台に近いお席だったので、もう目の前にいらっしゃる方を観るので精一杯!?
 九之助(松田凌さん)や衣笠丸(新垣里沙さん)のボロボロ流れる涙にもらい泣きしたり、
 風魔(佐々木喜英さん)にキュンキュンしたりで、客席にいても忙しかった。

お衣装も素敵な物が多かったわ〜風魔や衣笠丸のフレア具合を観てて、
 これ絶対大ちゃんがクルクル回る時に着せたいフレアだわ〜とか思ってました(笑)
 衣笠丸の金魚のソックスもツボったわ(^^*)
 之太郎(泉見洋平さん)の白っぽいお衣装、高貴な竹千代をイメージさせる良い感じだったのだけれど、
 これが、ちょっとお席が遠くなると、ただののっぺりした白いモノになってしまっていて、
 ものすご〜〜〜くもったいなかった!生地の織り柄とか素敵だったのに…
 『KING OF THE BLUE』の時の皇帝のお衣装も、そう思ったのよ。
 舞台衣装って難しいわね。

アドリブで笑いを取っていらっしゃったのは茶屋四朗次郎(市瀬秀和さん)。
 猿若座座長の勘三郎と衣笠丸をネタにしていました。
 「もー、娘にしたいくらい」とは新垣里沙さんが元モーニング娘。さんだからですね(笑)

神奈川千秋楽は2階席だったので、摩多様を双眼鏡でガッツリ堪能しつつ、全体も把握できました。
 でも、事件はこの千秋楽に起こった(^_^;)
 二幕が始まってすぐ、天海(加藤和樹さん)が之太郎を連れ戻し、お福と摩多羅神が対決するシーンの前の所で中断。
 ナニカが起こった事は音でわかりましたが、まさかあの後、30分再開できないとは思いませんでした。

 でもまぁ、すぐに和樹君がケガ人が出たわけではないからとツイートしてくれてたし、
 終演後は帰るだけの予定だったので、普段夜の集まりでご一緒出来ないお友達と、
 たくさんお喋り出来、楽しい時間を過ごしながら待ちました。
 新幹線や飛行機の指定席を取ってらした方は、ドキドキだったんじゃないでしょうか。
 で、気持ちも新たに二幕の頭から始まりました。
 この時も茶屋四朗次郎(市瀬秀和さん)のアドリブが冴え渡ってましたね。
 猿若座のメンバーとトラブルを謝ったり、トラブルの原因は幻魔のせいだと言ったり(笑)摩多様オイシイ!!?

神奈川では空席も有りましたが、大阪は2公演とも満員でした。
 私が観た公演はカーテンコールで全部スタンディングオベーションがありましたし、
 特典のせいか、リピーターも多いように感じました。
 でも、リピーターが多いのだったら、楽しい曲の時とか、わかっているはずなので、
 猿若座のシーンとか阿国(紫吹淳さん)のシーンとか、
 もっともっと手拍子があったりしても良いと思うんですけどねぇ…
 客席が参加しても良いんじゃないかしら?ロックミュージカルなんだから(^_^;)


 公式ホームページのキャスト紹介、微妙に生年月日の欄に差があって(笑)
 HIROは月日だけ(お誕生日だけ)組なんですけどね、えぇえぇ(^_^;)
 なんでしょうねぇ、男性もある時から何かしらの線引きがあるんでしょうか?

大阪1日目は、お友達がとても良いお席を取ってくださって、
 もう舞台を観るにはこれ以上ない!というくらいのお席で、
 この日、初めて“信長様”が居た事に気づくという……今までどこ観てた自分?!(笑)
 いや、その真下に摩多様が居るので仕方ない(え?)んですけど、
 それまで、どうして急にお福(紫吹淳さん)が信長様だって言い出したのかわからなかったのです。
 2階席の時は、双眼鏡で摩多様しか観ていなかったからなぁ_| ̄|○

さてHIROの摩多羅神様ですが、やっと拝む事ができた待望の摩多様は、なんか…記憶よりも赤い!
 ネットの画像で観た摩多様よりも、髪が真っ赤っかでした。
 お衣装も真っ赤だから、ただ立っているだけで、燃えているようなイメージだったわ。
 赤の王だ……という私のイメージは某マンガから(^_^;)
 でもって天海の僧侶姿を観て、朱理!!って……これも某マンガ(^_^;)
 え〜〜?!赤の王と朱理は同一人物じゃないのぉ〜!!(←放っておいてください)

ゆらゆら〜と 丁禮多=ていれいた(森川次朗さん)&爾子多=にした(田代絵麻さん)のニ童子と共に登場するシーンから、
 もう摩多様素敵過ぎる!!
 アニメなどにありがちな事ですが、悪者界は美形揃いなのよね(笑)
 地の底から響いてくる声を表したのか、摩多様の台詞全部にエコーがかかっていた事は、ちょっと残念だったけれど、
 迫力と貫禄と優美さを兼ね備えた役柄がHIROに似合っていたわ。

摩多様の台詞で、言葉じゃない台詞があるじゃないですか、「むぅーむぅー」とか「はーはーはー」とか、
 あれが好き(笑)スパッと言わないのよ。フェードインしてくるような不気味な感じで。
 深い深い所から声が聴こえてくる感じが、ドキドキしちゃうの。

気になったのは、やっぱり、あのブーツでしょう!
 天海様が181センチの長身ですから、画的に魔多様がそれ以上に大きい方が良いに決まっています。
 でも、HIROは普段あんなソール履かないし、ねん挫したりしないよう、心から祈ってしまいました。
 摩多羅神の登場場所がセットの上部になる事が多かったでしょ?
 あのヒールで階段を上下していると思うだけでも心配だったりしたのよ。
 そうだ!神奈川千秋楽の時、生足を拝見できましたよねぇ?天海様の錫杖(しゃくじょう)を足で踏みつける時に。
 あれって…どういうコト?あのロングドレスのようなワイドパンツって…そーゆーコト?(*^^*)
 お衣装が薄い生地なので、後からライトが当たると足がシルエットになるでしょ?もうドッキドキ\(^o^)/

お衣装も素敵だったのよ。上半身はaccessの、
 『SYNC-ACROSS JAPAN TOUR '94 DELICATE PLANET』の時のお衣装を思い出したりして(笑)
 摩多羅神が鼓ではなくお扇子を持っているという設定にしてあったのは大正解!!
 信長だったというオチからお扇子にしたのでしょうが、
 やはりほら、HIROは日舞経験者ですし(*^^*)
 「壁ドン」に対抗する「摩多ドン」も考案されたしね?!

摩多羅神と天海の最後の戦いのシーンは、本当に素敵で、印象が強烈だった!
 この舞台で、新たなHIROの歌声を聴く事ができました。
 でも、声帯の毛細血管が切れるような歌い方でしか、あの歌い方が出来ないのなら、
 もう二度とあんな声で歌わなくていいから(笑)

阿国に想われて、命まで分けてもらって、
 好きだよ的な感じまでちょっと伝えていた天海の、
 断末魔の叫び、信長=摩多様への「お慕いしておりました」にやられました(笑)
 お互い手を伸ばしあっても触れない信長と光秀の指先…って、最後の最後にBL風味(^_^;)
 ソコに強く引っかかる自分たちにも問題はあるのだけれどね。
 しかし結局、どの方達のほんわかしたラブストーリーよりも、
 摩多羅神と天海の死闘の方が“愛”だったわ〜

カーテンコールは摩多様からHIROに戻っていて(速っ!)安心の笑顔!
 15日のソワレで、キャストの列が入れ替わる時に、HIROが田代絵麻さんの肩に手を置いたのよ。
 マチネでは無かったのでアラ?と思ったのだけれど、その後、2人並んで、
 劇中の登場シーンで 丁禮多と爾子多がするみたいな、上半身をくねくねさせるダンス(?)を披露!!
 キャストさんにもウケていたけれど、たぶんアクシデントですね、だって段取りが崩れたみたいだったもの(笑)
 あの動きは田代さんに教えていただいたんっでしょうかねぇ…
 でもどうせなら森川次朗さんも並んで、美形三尊でやって欲しかったな〜(*^^*)
 この、くねくねダンス、この時が初披露?この後の公演でも何回か披露していましたよね〜

大阪の千秋楽ではご挨拶もありました。

お友達のおかげで、幻のリピーター特典『非売品!台本ノート』を拝む事ができました!
 もちろんチーム摩多羅神(貴水博之、佐々木喜英、森川次朗、市瀬秀和、田代絵麻)の直筆サイン入り!
 ありがとうございましたぁ〜〜!!!

 なんか、いっぱい書こうと思っていたのだけれど、もう、すっかり忘れてる_| ̄|○
 DVDを観て思い出したら、また追記するわ〜〜〜〜〜(ホントか?(^_^;) )



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